2016/08/23

アリストテレ~ス「詩学」



・アリストテレス「詩学」(岩波文庫)おもしろかった。詩学とあるけど、ほぼ「悲劇論」。古代ギリシアで人気を博した演劇形態である悲劇をアリストテレスさんが解説、様々な例を持ち出しながら、その作劇法やルールを論じる。めちゃくちゃ注釈が多い。まさに古典そのもので、数十世紀も前の人がこういうのを考えて書いてるのを実際読んでみると、やっぱりびっくりする。簡潔ながら内容には普遍性があり、翻訳はわかりやすい。あーりんのようなアホでも読める。現代のシナリオにも活用できるかもしれない。できないかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿