2017/02/28

不毛を感じた点と線

同時に動く複数のオブジェクトの位置と移動特性を追いかけて視界全体の総合的な判断を素早く行う内的処理があまり得意ではないようなので、アクションゲームやシューティングゲームやサウンドゲームやレースゲームが苦手。また、ある任意の二次元グラフを前提として同じダンジョンの攻略や戦闘をひたすら続けること(X軸の上昇。プレイ時間との関連性が強いことが多い)によって主人公たちのパラメータや武具の成長(Y軸)が定められた範囲内の線を描き、ボス撃破可能範囲に値Yが到着した際に途端に攻略可能になるといったたぐいのRPGも、あまり持続するのが得意ではない。

じゃあどんなゲームが好きなんだって話になると、身も蓋もなく「ゲーム全体が好きじゃないのかもしれない…」みたいな結論におちいりそうになる。でもそれは、困る。だって、あーりんという人物に付随した属性のひとつが「ゲーム好き」ではないか。じゃあわたしにとってビデオゲームは単なる適当な暇つぶし、パスタイムに過ぎないのか。それはいやだ。理屈はあまりない。パスタイム扱いがいやだった。

上記の「苦手」を削ぎ落としていった結果が、あーりんのつくるゲームなのかもしれないし、この仮説はまるごと間違っているかもしれない。

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