2020/12/30

2020年「あーりんのげーむづくり研究所(あげづ研)」振り返り [2020/12/30]




…想像していた2020年とは、だいぶ異なる姿だったけれど(なんか最近テレビCMで聞いたような気がする文句)。

生きていけてよかったよ。今年をちゃんと生きていけただけでもめっけものだったっ。…と、個人的に思う。

この文を読んでいる皆さんにとって、来年2021年がよい年になりますように。

「偽称オートプシー」プレイヤー向けアンケートページの設置 [2020/12/30]


『「偽称オートプシー」ご感想アンケート』フォームを設置しました。 

・本作を一度でもプレイされた方は誰でも投票できます(未クリアの方も歓迎です)。ご意見は今後の創作活動に活用させていただきます。

・ついでにあーりんに匿名でコメント送ることも可能です。日々うーんうーんブンガブンガ言っているあーりんに励ましのメッセージを贈ろう。どしどし贈ろう。

2020/12/26

CCCC [2020/12/25]


他の制作者の皆様も、あらためて素敵なゲームをありがとうございました。すべて刺激になりました。




「オートプシー」がリリースできて一段落感がなくもないので、かなり前にAmazonのウィッシュリストからいただいたチョコチップクッキーを遂にいただきます。歯を磨いて寝ます。

2020/12/22

「偽称オートプシー」、第一位(優勝)でした。

 ・第24回3分ゲーコンテストにて。

・プレイ・ご投票、あらためて本当にありがとうございました。

・前々回の「かる」3位、前回の「みさき」2位という記録だったので、 条件は異なるものの、ステップアップできたのかもしれない…などと思ったり。


・初期から投票を行っていた身としては、あの
3分ゲーコンテストで一位というのは…思えば思うほど、なかなか感慨深いものです。

・「裸体の少女を解剖する」という題材から、一般的なゲームジャンルから逸脱した独自ルール、SF設定とシナリオ量、決して低くはない難易度、通底したルール解説がなく、プレイヤーの自律的な行動に任せるゲームデザイン…という、「私が作りたいもの」の塊、いわばエゴの塊のようなゲームを、評価してくださった方が多数いたという事実が、とても幸福だな…と思いました。幸福ですね。3分ゲーにゲームを作ることができて良かったです。


・これからも「自分が表現したいことをゲームとして表現する」というテーマについては徹底しつつ、色々な方向性に「やってみよう」と思っています。まあ、やってみることくらいしか、あんまり残されてはいない感もあるので。気軽にね!




2020/12/17

SUGOI [2020/12/17]

・「オートプシー」 ver1.01に更新。

・「あとはこうしたい」という項目はちょっと残っているが、あまりデカい要望ではなさそうだ(自分の心の声に耳を傾けながら)。

・「作りたかったモノ」にはっていると思う。正直今回は特にどういう評判が来るのか、公開までわからなかったのだが、ツイッターでは意外にもご好評の声をいただけている。よかった。ありがたい。

・最後まで付き合っていただけたプレイヤーさんには感謝が尽きない。私のゲームは「こういうことをやりたい」という私のワガママで、それにラストまでお付き合いしてくれた、ということなので。


ブログの右側に↑をくっつけた。文面は変えるかも。(前代未聞ではない可能性もあるしな…。)

(スゴイものを見た時のあーりんの顔)

2020/12/10

Need a little sweetness in my life [2020/12/09]

「偽称オートプシー」登場人物:マリアンヌ

(現行バージョン)

(更新分)

令嬢の娘。かつて軍閥のアンドロイド管理官補佐だったが現在は家が所有する別荘に暮らす。優秀だが、もっと優秀な姉がいる。年齢は部下にも秘密。

[あーりんメモ]マリアンヌというキャラクターは可愛く描きたかったので、(あーりんにしては)まあまあいい感じなんじゃないでしょうか。


・HELPに項目を追加する。シュガーが優しくなっていく。Make it alright.

・誤字や表現ミスを修正。

・各CLOSEシナリオに演出を少し追加予定。エンディングにももう少しなにか入れたほうがいいかなと思う。

2020/12/09

"THE CHEMBUR SISTERS" [2020/12/09]


・リージェ編のテキストに追加・修正。一人称を「わたし」に統一、ルビを振ったりもする。

・探偵・ラッシュの立ち絵の線画を描く。

(これは悪人面すぎるな…。ヘイトフル・ナインのメンバーかよ

・早速、ご紹介・リツイートなどしていただいています。ありがたい限りです。

2020/12/08

「偽称オートプシー」キャラクター:アマンダ [2020/12/07]

いま公開中のバージョン:

更新分:

自称「さばさばしている」。内面はとてもナーヴァスで、他人からの評判を恐れている。人知れぬところで傷ついているが、また自分も何気なく人を傷つけていることを自覚していない。

彼女は信じる。愛とは自らにのしかかる重荷であり、その責務に順ずることなのだと。そしてその理解に達した自分が強いとも信じている。

[あーりんメモ]ベレー帽を被せたら、「画家の道を手放しているのにベレー帽」という、いいかんじにいやらしくなったので、採用。

2020/12/07

薪火のディスタンス [2020/12/07]

・ということで、あげづ研5作目、「偽称オートプシー」(ver0.9系)公開。

・初期の構想は形になっていると思う。

・とはいえ、ARCHIVEのキャラ絵は修正したいし、放出電圧を俯瞰で見たいし、まだシステム・演出面ともに、やりたいことリストが残っている。

・(自分でももえつきが心配)

・のめりこみすぎることもせず、かつ作ることを切り離すこともせず、という程度に、ぼちぼち更新していこうと思う。距離、だ。

・現状のバランスはかなりタイトだと思うので(あげづ研最難かも)、正直、いまの難易度でいいかどうか、悩んでいる。「この難度ならOK」というセルフ水準に到達しているかが曖昧だ。0.9系の反応から見てみようと思う。イージーモード導入も1案(たとえば、タイトル画面に記録されないなど)。積極的に意見を聞こうと思っている。

・「こういうの作りたい」という構想はまだまだあるねえ…。構想は。

・ブログのテーマを恐らく3年ぶりに変更。軽くなったような気がする。

2020/12/04

[2020/12/03] ビギナーズ・ハイ

・ゲームの記事だけ作成しておいた。

・ということで、新作の「偽称オートプシー」は剖検(ぼうけん)のゲームです。

・作っていく。

・「ゲームシステムをひとつつくる」ことの難しさ、そして面白さをバシバシ感じている。まだまだげーむづくり初心者(ビギナー)であることを腹の底で理解する…。

・ゲーム中のパラメータを複数削って仕様を変えた。構想していたモデルを実装してみたらあまりにも煩雑で、「まわりくど」すぎたため。

・…ただ、まだ変えるかも。12/5頃に公開する(予定の)初期版と以降のバージョンでは、全然仕様が違っていたりするかも。

2020/11/30

[2020/12/01] [2]:ややある


(作りながら、なんだそりゃ、と思ったところ)

・システム部分のもっともゲームで使用する機能に着手する。全体の数値調整も突っ込んでいく。テストプレイは大切。机上の計算も重要。うまくいくかはまた別のはなし。

GOSHI GOSHI SUNDAY [2020/11/30]



今日かいたシナリオの一部を計測。
(プンゲとして)もうながいが、入れたいものを入れると、どうしても…ね。
テキストは毎度読まずとも進められるほか、スキップ機能をいれる予定。

・システム面をごしごしすすめた。話もごしごし進めた。絵も修正する。
あと一週間。

2020/11/27

ディスアポインテッド アウツ [2020/11/27]

・考え続けた結果、シナリオの見せ方の構造がようやっと確定する。登場人物は少なめだが、少しややこしい話になっていると思う。ややこしくしている。そういう構造を考えながら台詞をごりごり書く…も、寝不足でだるいので今日は早めに寝たい(現在午前2時46分)。

・システムをちょっと作る。

・好き勝手に描いてしまったリージェの画像のアウツ感がそうとう高いので、調整する(よけいあれになったような気もする)。アウツ版でぶちかましたいが、ぐっとがまんだ。アウツ版はおまけをつけて有料にします(冗談に聞こえない)。

この調整後でさえも「失望しました(Disappointed.)あーりんさんのゲームやるのやめますフォローも外します永遠にさよなら」とか思われそうなんだよな…。んー。…やっちゃえ。



2020/11/25

[2020/11/25]システム部にとりかかり。

・システム部にとりかかり。

・ながら、ゲーム全体の整合性を頭の中で検証する。シミュレーションする。あーでもねーこーでもねーとなる。自分のせいながら時間が足りないと思う。

・同時にシナリオを進めていく。シナリオ部の開放手段についてフローチャートをいくつか描く。どういうものを見せるのが感覚的に「あり」か考える。チャートを想像する。用事に行ってくる。プレイを頭の中で再現する。考えながら夕食を摂る。食べた感じがしない。外を少し歩く。考えた結果、進行度とゲーム内通貨消費のハイブリッドがいい気がしてくる。しかしやや煩雑ではないか。試しに必要ポイントのリストを簡単に書く。アイコンとしてキャラクター名が使えないか。考える。

2020/11/23

ディスカウンテッド アウツ [2020/11/23]





メインキャラクターのリージェ(LETHE)の仮絵を描いた。仮というのも、この絵がないことには製作できないからだ。「ぼうけんのゲーム」はLETHEをぼうけんするゲームだ。

決まっていたことではあるのだが、つくりたいもののイメージを具体的に形にしてみると、これ規約的にまちがいなくR15だな…ということに思いいたった。R18にはならないはずだけれども。アウツなら柔軟に変更していこう。

2020/11/16

ぱりっとしない [2020/11/15]

~4日後~


ウアァァァアァーーーーー…


これがうみのくるしみだというのか?

ふつうに日々を過ごしながらも、頭蓋骨の中ではアイデアを練っては固まらず、考えてはしかし固まらず……ぜんぜんだめなのか?ここまでなのか?終わりだというのか?というところまでいっている。幸せなものだと思う。

逃避のようなところから別のアイデアをつかんだので、こっちでいくかもしれない。んー…。


・アイデアの整理に苦しんでいるよ、という表明は読んでいてあんまり楽しいものではないかもしれないけれど、そうしたことも外に書いていくことで、自分になんらかのよい変化をもたらすことを期待する(当てずっぽうだな)。

2020/11/11

ゲームづくりというよりは、ゲームかんがえ [2020/11/10]

・土曜日からこっち、ゲームデザインをあれこれあれこれあれこれあれこれ考えている。

・いろいろな要素を加えてまとめようとしたら、シナリオ的にもゲーム的にもかなり無理が出てきたので、ずっとシュリンクする。核となる要素は「主人公がぼうけんするゲーム」だ。それを焦点にして、小さいゲームプレイを頭の中で再構築する。それを軸にして、考えてみる。

2020/11/07

≠むり[2020/11/04]

終盤の流れとエンディングのイメージを思いついた。タイトルもほぼほぼ確定。ちょっとタイルを描いてイメージしてみる。

「無理しないようにやる」がいつもの制作テーマだ。今回はとりわけそこを意識しようと思う。無理すると、無理になる。やりたいことをまっすぐに、シンプルに作る。いろいろな人に色々なスタンスがあれど、結局のところ、私はそれしかないのだろうと思う。なので、けっこう不格好なつくりになる。

自分が楽しめるものづくりをして、自分が楽しめそうなものをつくろう。そのために、思いっきり、無理をしないぞ。

2020/10/29

絵の覚書 [2020/10/28]

・引っ張り出したペンタブレットで絵を描いている。私個人のフィーリングとしては、なんというか、その…総体的に、いたい。しかし、良くしていこう、という気風も感じている。どうしていま絵を描くのか? 理由は自分でもよくわからない。

・まだ下書き段階。21時に「1時間かこう」と始めて、気づいたら0時を過ぎている。理由は単純―「直し」が多すぎる。描いては直し、をひたすら繰り返しているからだ。どこに何を描くべきなのか、どの線をどう引くべきなのか、根本的な理解が足りていないからだろう。

・人体の構造がよくわからないから体や腕をなおしまくることにもなる。人体を描く練習というか、知識が要るな、と感じた。

・表情のパーツも、なんとなくで描いているけれど、これも改善が要ると思う。「どう描くべきなのか?」は意識しないといけない。

2020/10/18

太陽とおどる子 [2020/10/17]

部屋の整理整頓をしていたら、かなり昔に購入したペンタブレットが目に止まった。ひさしぶりにちょっと絵を描いてみることに。

「いばらのうみ」のムルソーを描く予定だったのだけど、試し書きを続けるうちに、かるを描く。



マリーゴールド以外白黒版(当初の予定)。

目は描き込みすぎ感がなくもないけれど、「いまはこれがいい」と判断したので、こうした。

えって、難しいけど、おもしろいね。




(まぶたをよく見ると、オレンジ色の箇所が)

2020/09/10

さいきんみた映画(2020/09/10)

(撮影:2020年9月10日)

・「バタフライ・エフェクト」は10年くらいぶりに観た2回目。これは名作だね。おもしろい。驚異的な能力に「制限」がかけられて、工夫して突破する展開があーりんは好きなんだよね。

・「オープン・ウォーター」は「サメ怖い映画」というより「海怖い映画」だと思った。われわれ陸上生物にとって、海面という場所は身近な「異空間」なのだ。「見せ方」がいいなあ。なかなか画面に現れないサメもいいし、冒頭の10分ほど、誰が観てもきっとものすごく退屈なシーンが続くんだけど、後から、これが「平凡な日常」を表現していた意図的なものだとハッキリするのだ。この映画の偉大なる主人公である「海」が登場してからは、時間が刻まれるほどに映像は異次元へと吸い込まれていく。そして冒頭の平凡さに恋い焦がれる・・・。そんな構造は、映画ならではのワザだと思う。

・「穴」は「羅生門」みたいなナラティブドライブ(今思いついた造語)を途中で期待させる展開があったから、ちょい拍子抜けしてしまったね。こういうのはもっと訳わかんない感が強いと、あーりんの琴線に触れた。サバイバル時にコーラ缶を開けられたから殺してしまったというのは悲喜劇的なリアリズムがある。

それにしても、私が以前ちょっと聞きかじった"The Hole"の筋書きと違うんだよなあ…似たような名前の作品があるのだろうか?あるいはパラレルワールドか?

Warning! ↑ツイートのリンク先の感想はネタバレがあるよ!
「こんなんアリ!?」展開が許容できるなら、割とオススメの一作。

2020/08/12

「みことのルール」


(画像:フリー写真素材ぱくたそ)


「センパイは、あの世とか幽霊とかは否定派なんスよね?」

「いいえ、むしろあってほしい立場です」

「ええー? でも、めっちゃアンチ・オカルトって感じじゃないスか」

「そういうつもりではないんです。私はただ、『天国』が本当にあるってことを証明したいんです。そのために、今日のようなお手伝いをしています」

「どうして」

「『天国』があるって判れば、安心して逝けるので」

「……」

「でも、よく検討してみると、いつも、みんな、間違いばっかりで……思い込みだったり、勘違いだったり、インチキだったり。いくら探しても、そうしたものが、"あ"ると、はっきりと証明できない。だから、困ってるんです」

「でも、それは……」

 ――証明なんて、できるわけない。

 だって、本当は、『天国』なんて、実在しないんだから。

 人間が死んだら、思考力もなにもない塵になって、終わりなんだから。

 センパイの考えは、違った。

「本当に『天国』に行けるんだって、私、思いたいんです。肉体が死んだら幽霊になれるって思いたいし、訓練をすれば妖精と話せるって思いたいし、妖怪もエイリアンも地底人も雪男もネッシーも実在するって、思いたいんです」

「でも、実際に事件を推理して、考えをめぐらせた結果、まだ思えないと」

「はい」

 センパイの顔に視線を投げかける。

 その瞳は、不思議と、澄んでいた。

 ため息を、こらえる。

 センパイがやっていることは、悪魔の証明そのものだ。あなたは、いもしない悪魔をいるかもしれないと信じて、無限の徒労に明け暮れる、愚か者だ……。

 でも、センパイ自身も、きっとそれを、理解しているのかもしれない。

 だから、あえてそんな野暮な指摘をする気にはなれなかった。

 

 ただ、一言、

「センパイ、バカですよ」

「そうかもしれないです」

「……死なないでくださいよ」

「がんばります」

2020/08/10

「みさきディスタンシング」【方舟】社会の衣服習慣、みさきの戦闘スタイルについて(という名のドット絵の練習)

[参考画像①]

【方舟】住民の大半は【操舵室】支給の衣服を着ている。ネットワーク経由で自主的に服を用意することは可能だが、服装を他人に直接見せることが完全に遮断されており、かつネットワーク経由の対話ではリアルタイム映像加工技術によって自分の服飾の無制限の変更が可能である【方舟】社会では、本物の「服装」にこだわる住民はあまり多くはないようだ。八咫川(やたがわ)みさきもその例外ではなく、作中では官給品を着ている(参考画像①)。通気性・伸縮性・耐久性にすぐれた素材によるセーターとジャージの間の子のような衣服だ。

[参考画像②]

【無距離生物】と戦闘中の八咫川みさき(参考画像②)。実体が通常の空間上に存在しない【無距離生物】との戦闘手段は【涙潰し】の個々によって大きく異なる。主流のひとつはコンピュータ・ネットワーク上のワームのようなものとして【無距離生物】を認識することで顕現し、あくまでもデジタルな存在として処理するという手法で、みさきはこのタイプに該当する。不可思議と呼んでも差し支えない敵の攻撃に対処するため、このスタイルの戦闘には膨大なコンピュータ知識と対応能力を要する。【涙潰し】ブルーは剣戟の仮想敵として【無距離生物】をイメージするようだ。

2020/04/13

とてもめずらしい本来のかたち:「ゲームの製作日記」記事(2020/04/12)

・新しいゲームをつくっているよ。相変わらずへんなゲームになる予定。とりあえずお話はけっこう楽しく書いている。今回はあまり難易度は高くないかもしれない。


・キャラクターのデザインが固まると、セリフがすらすら出てくることがあることを今更発見した。なにかしら想起するものがあるのだろうか。自己刺激というか。

・…とはいえ、あんまり書くことが見つからない。「ゲームを作っている時の感覚」を後の自分に思い出させるために、今の気分をきちんと記述したいけど、「作っている」「さっさとやろう」以上の感覚はあまりない。