2020/08/10

「みさきディスタンシング」【方舟】社会の衣服習慣、みさきの戦闘スタイルについて(という名のドット絵の練習)

[参考画像①]

【方舟】住民の大半は【操舵室】支給の衣服を着ている。ネットワーク経由で自主的に服を用意することは可能だが、服装を他人に直接見せることが完全に遮断されており、かつネットワーク経由の対話ではリアルタイム映像加工技術によって自分の服飾の無制限の変更が可能である【方舟】社会では、本物の「服装」にこだわる住民はあまり多くはないようだ。八咫川(やたがわ)みさきもその例外ではなく、作中では官給品を着ている(参考画像①)。通気性・伸縮性・耐久性にすぐれた素材によるセーターとジャージの間の子のような衣服だ。

[参考画像②]

【無距離生物】と戦闘中の八咫川みさき(参考画像②)。実体が通常の空間上に存在しない【無距離生物】との戦闘手段は【涙潰し】の個々によって大きく異なる。主流のひとつはコンピュータ・ネットワーク上のワームのようなものとして【無距離生物】を認識することで顕現し、あくまでもデジタルな存在として処理するという手法で、みさきはこのタイプに該当する。不可思議と呼んでも差し支えない敵の攻撃に対処するため、このスタイルの戦闘には膨大なコンピュータ知識と対応能力を要する。【涙潰し】ブルーは剣戟の仮想敵として【無距離生物】をイメージするようだ。

2020/06/22

今までに自分の中に自然と蓄積されてしまった沈黙した常識のようなものを容易に凌駕するような創作物をこしらえたいものだよ。たぶん命が削れるだろうけど。命が削れる程度だったら安いものじゃないか。守りに入っていると思う。

2020/04/13

とてもめずらしい本来のかたち:「ゲームの製作日記」記事(2020/04/12)

・新しいゲームをつくっているよ。相変わらずへんなゲームになる予定。とりあえずお話はけっこう楽しく書いている。今回はあまり難易度は高くないかもしれない。


・キャラクターのデザインが固まると、セリフがすらすら出てくることがあることを今更発見した。なにかしら想起するものがあるのだろうか。自己刺激というか。

・…とはいえ、あんまり書くことが見つからない。「ゲームを作っている時の感覚」を後の自分に思い出させるために、今の気分をきちんと記述したいけど、「作っている」「さっさとやろう」以上の感覚はあまりない。

2020/04/01

[自作フリーゲーム]距離をとって生きていく短編RPG「みさきディスタンシング」


【近づきすぎてはいけない ⊭ 離れすぎてもいけない】

<距離をとって戦え! ディスタンスRPG!>




(右上のボタンからダウンロードできます)[2020/04/18 更新]
専用ページ - 【ふりーむ様】


【このゲームのもくてき】

「みさき」とメッセージのやりとりをしながら、
襲いくる【無距離生物】をすべて倒し、彼女の死を避けてください。


第23回・3分ゲーコンテスト」に参加しました!


【スクリーンショット・げーむ説明】

こんばんは!作者のあーりんです!
このコーナーでは、本作「みさきディスタンシング」の内容を説明していくよ!

このゲームでは、主人公のベテラン・ブルー(左)と、
新人の「八咫川(やたがわ) みさき」(右)
一緒に戦うことになるんだ。
二人の力を合わせて進めていこう。

みさきからのメッセージ。
返事によって、将来が変わるよ。
よく考えて選ぼう。

ゲームの舞台、【方舟】の住人からも
メッセージが来るよ。
やさしい人もいるから大丈夫。

人類の敵「無距離生物」との戦い!
サイバー的なバトルをするみたい。
かなり手強いから、よく考えて準備してね。


「疎遠消失」状態。
みさきとの「距離」が遠すぎると、彼女が消えてしまう。
戦力半減!呼び戻す必要がありそうだ。

このゲームは、「距離」がテーマだよ。

・・・はたして、ブルーとみさきのコンビは、
「距離」という容易ならざる問題を乗り越えて、
前に進むことができるでしょうか?

2020/03/08

( o )( o ) |||

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 |( o )( o ) |||
  |    ワ  u ノ

「感情バイアスに、確証バイアス!正常性バイアス!損失回避バイアスがこんなに!?」
「フハハハハァァ・・・!!」

 あーりんは、あほ面で叫びました。
 声に出した四種のみならず――ありとあらゆるバイアス達が、堰を切ったように溢れて、地球上を荒ぶりはじめたからです。
 あーりんは咄嗟にその辺に落ちていた棒きれを取って対抗しようとしましたが、もくもくと煙のように膨らんでいくバイアス達にはまるで効きません。
 バイアス達は哄笑しました。

「我らが潜むのは情報非対称性と恐怖そのもの。今こそ好機よ!」
「そんなあ・・・!」

 泡を食ったあーりんは、とりあえず棒きれを二つに折って、両手でぶんぶんと振り回しました。哀れな姿ですね。
 もちろん、まったく効きません。
 バイアス達は、いち個人の努力でどうにかなる相手ではないのですから。

「フハハハハァ・・・あーりんよ、まさか貴様、自分が我らとは無関係とは言うまいな!?足元を見るがいいっ!」

 どういうこと!?と、下を見たあーりんが、目を剥きました。
 自らの足元から、バイアスの煙が溢れて、対峙する敵の姿を作り出しているではありませんか!

「誰もが自らの考え方から物事を認知する!歪みのない客観的な視点など、この世にはないのだ!驕るな!貴様もまた、我らの支配下よ!!!」
「うわああああああああああっ!!?」

 ――こんな敵を、一体どうすれば倒せるというのでしょう。

2020/01/31

2020年1月31日(金曜日)

・「あの、面と向かってのあなたの真意の言葉で、私は、まあまあ傷ついたけど、きづくことも、同じくらいあったよ」

・ノンカフェインコーヒー愛してる。

・最近は、考えたり、楽しかったりすることが多い。刺激が多い。泣き笑いのような顔になりそう。疲れてぐっすり眠れたり、疲れすぎてうまく眠れずに寝くじいたりしている。
ゲーム作りたいけど、ゲーム以外のものも作りたい気分だね。最近は。そこまで具体的なプランにはなってないけれど。

【年末年始企画!あげづ研ヒロインズ最強決定戦投票】皆様ご投票ありがとうございましたました。
「戦ったら強い」という文章が曖昧だったかなー、とちょっと反省している。もっと具体的にするべきだったかも。たとえば「焼肉屋の四人用テーブルで三人で仲良く座った状態から本気でけんかをはじめたら、最後に誰が立っているか」みたいな。
・何を言ってるのかさっぱり聞き取れない台詞が割とある。#昭和映画あるある
収録環境、ガヤ、設定上のキャラクターの訛り、当時の抑揚、死語になったスラングや言い回し等。
同時代の外国語映画は吹き替えや字幕があるから、むしろ分かりやすかったりする。

2019/12/15

2019/12/15

・むずかしいよね。

・拾った木の棒を寒空に振り回して奮闘している。あれでもかこれでもか、と反復横跳びしながら目を血走らせている。あーりんの健闘にご期待ください。


・ゲームは、その気になったら作ると思う。め新しいものというか、「なんだこれ・・・」みたいなのを作りたいね。気分としては。

2019/11/19

飛脚のゲーム感想(ネタバレないよ)


・飛脚のゲームこと『デス・ストランディング』さっきクリアーした。とても良いゲームだった。
 ・「マップを移動するゲームなんだけど、そのマップ移動そのものがRPGの戦闘みたいに戦略性がある」という着想には、やられたっ!と膝を叩いた。
 ・ゆるいオンライン要素も◎。これオフラインでやったら、そうとう違う体験になっていると思う。ぽつんと置いてある親切なトラックにおおっ!となるし、ジップラインの敷設位置はこれでいいのか?的葛藤とかもぼんやりと浮かんだりする。あまり他プレイヤーを意識せず、あくまでも自分のプレイのために設置するのがいいのかもしれない。
 ・あんまりフィクションでうるうるしないあーりんが、エンディングクレジットでちょっとうるうるした。あーりんはこういうのが弱点だ。
 ・「つながり」にとても肯定的なお話である一方で、そのつながりを示すアイテムが手錠メカってのがいいよなーー。シャワーの時、それで手首が赤くなっちゃってるのが見えるのもいい。きずなは手綱。なまはんかなもんじゃないのだ。
 ・どこかが「AAAの予算を使ったインディーズゲーム」と評したそうだけど、たしかにそんな感じ。好き勝手に作った同人ゲーム感。あーりんはそういうの好きなんすよ(だからフリーゲームちょっと作る)
 ・ゲームっていいね。とあらためておもった。みんなもやろう。ネタバレとか攻略見ないで。おもしろいよ。

2019/11/09

じんこうちのうそうしよう

・ちょっと出だしを書くだけで、自動でAIが妄想して続きを書いてくれるGPT-2、ちょう面白い。最近フルバージョンが公開されたんだ。

http://textsynth.org
探してみたけど、ここが気軽で遊びやすいと思う。無限に続きも作れる。


まったく同じ出だしから違うストーリーが生成される例(ひとのえいごをわらうな)。
とても短いからか、こういう文から始めると登場人物の特定に難があって、3人目を持ってきてしまうことが多い(かるとだふねが姉妹であることを認識していない)。2枚目なんてメイドが出てきた。こういうオリジナル新キャラが出てくることもある。とてもおもしろい。

・飛脚のゲームをはじめた。ゆるいオンラインと聞いて買った。ゆるいオンラインのゲーム、好きなんだよね~。

2019/04/20

いまもまた鳴いている

ねこはいいよね。めんどくさいことが少なそうで。いつも大体いっしょだし。|あーりん【ふりーげーむ・え】 @g_earin_g|note(ノート)https://note.mu/earin/n/n5137ae584855

金曜日の過ぎた午前4時。シャッターボタンタップから写真撮影にタイムラグのあるスマホと、ほつれた精神状態で、深夜の撮影会を急遽敢行。

彼女は、やはり今夜もマイペースだった。「久しぶり。調子どう?」というあーりんの人の言葉など完全に無視して、両脚をぐっと折り曲げてから、彼女はそっと机にとび乗った。
まったく変わりないように見えた。それに、安心した。
そして彼女を観るものもまた、私たちだけだった。猫はとてつもなく閉じた世界の中で、あーりんの身内だけに愛されて、それだけで生きていた。

うねりのない、写真のように留まった世界の中心であくびをする、一年たっても変わらない、いっさい変わりのあるはずもない猫は、あーりーんには、ほのかに輝いてさえ見えた。だって、ひとはうつろう。でも猫はあんまりうつろわない。猫のまとう冷たい静止は、居心地がよかった。変化を要求すらしないところに、あーりーんはなんだか、たまらなく惹かれた。ひとはうつろう。でも猫はあんまりうつろわない。

猫は、やはり3分くらいで帰りたがったので、ドアを開けて帰らせた。記事の写真はその前に撮ったものです。